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菅田将暉×小松菜奈『溺れるナイフ』撮影秘話!
「もう死ぬんだ…って何度も思った。」

映画『溺れるナイフ』の11月5日(土)公開を記念し、W主演をつとめたふたりが撮影秘話を語り尽くす!

 

写真を拡大  小松菜奈(こまつ なな)1996年2月16日生まれ、東京都出身。菅田将暉とのW主演映画『溺れるナイフ』に続き、2016年12月に『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、2017年に『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』と、出演映画が続々と公開を控える。
Styling:AYAKA ENDO/Hair:NORI TAKABAYASHI [angle]/ Make:UDA

 

小松 本当に過酷でした。私クランクアップのとき、「こんな大変な思いを味わったのは初めてです」と言っちゃった、山戸結希監督の前で(笑)。そしたら監督も笑ってた。

菅田 全身が沈む重りを付けて、泳ぎにくい洋服のまま、後ろ向きに何度も水中に落とされる練習とか。

小松 超~~怖い、上がれなくて。もう死ぬんだ…って何度も思った。

菅田 山を駈けるシーンも多かったので血やアザもすごかったし。海のもくずとなってないのが不思議(笑)。

小松 だね~。多分一生に一度だろうなって経験をしました。

菅田 タイトなスケジュールということもあり、現場はピリピリすることもありました。でも、だから撮れました、この映画が。泣きながら突っ走るような監督の、監督にしか撮れなかった、少女漫画映画だと思います。命がけも厭わない小松菜奈のすごい度胸も見られた。

小松 いやほんと…毎日泣いてたけど(笑)。監督が今までにいないようなタイプの方で、伝えようとしてくれていることは分かるけど、ポエムみたく独特な演出だったので、難しくて。

菅田 急に「もっと獣で」とかね。

小松 「電話に出たら光から陰に」とか(笑)。もうこの人は天才とか異次元の人だから、最後まで信じて着いて行くしかない、と思った。

菅田 でも映像を見たら、本当に美しいんですよ。

小松 うん、すごくよかったです。

――お二人には夏芽とコウのような“一目惚れ”はありえますか?

 

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